なぜデンマーク?

30歳を目前に、来月からデンマークに留学するSakiです。

4年前の失恋をきっかけに、自分の人生を見つめなおした結果、

幼いころ夢みていた海外に住むこと&国際結婚することを実現させようと海外へ行くことを決心。

約3年間、留学資金を貯め、念願のデンマーク留学に行けることに。

“念願の”といっても留学先の国を決めたのは、2年くらい前かな?

デンマークに留学するというと、「デンマークってどこにあるの?」「何が有名?」と、聞かれることが多い。

そんな日本人にはマイナーな国をなぜ選んだのか、理由はたくさんあるので、一部を書きたいと思います。


・デンマークを選んだ理由その1:幸福度の高い国

国民の幸福度が高いランキングで常に上位に入っているデンマーク。

私の名前に「幸」と「生」の漢字が入っているので、幸せ追求してみよーっと思い、幸せな暮らしってなんだろう?自分が生まれ育った日本の暮らしは幸せなのか?と自問自答をした結果、「うん、違う。」とはっきり答えが出た。

幸福度の高い国の人たちはどんな暮らしをして、何を食べて、どのような物の捉え方をしているのだろうと、とても興味深く、実際に現地で知りたいと思った。

・デンマークを選んだ理由その2:オーガニック先進国

デンマークは畜産業や農業が盛んな国。日本の九州くらいの大きさの土地60%以上が農地で、一軒の農家で約300人を養えるほど生産しているんだとか。

デンマーク大使館のHPにいくと、「Organic Food」の文字が!そこには、「現在、国内の食品小売売上高の8.1%をオーガニック生産物が占めています。」(デンマーク大使館HPよりhttps://japan.um.dk/ja/guruden-en/organic-denmark/)

8.1%とは・・・?高いのか、低いのかよく分からないので、日本と比べてみました。

「グローバル・オーガニック・トレード・ガイドによると、有機食品が日本の農産物の売上高に占める割合は1.5%で、アメリカ(5.5%)、フランス(7.7%)、ドイツ(10.4%)と比べるとわずかだ。」(東洋経済よりhttps://toyokeizai.net/articles/-/302815)

アメリカやフランスよりも高いパーセンテージとは、驚き!

デンマークは国がオーガニック農地を拡大しようと推奨しているほど、オーガニック先進国というのを知って、さらに興味が深まった。

というのも私自身、8年ほど前からできるだけオーガニック食材を使い、肉を減らして野菜中心の食事にしている。成人性アトピーを発症して、一度絶望の淵に落ちたことがきっかけだけど、これについてはまたいつか機会があれば書こうと思う。

自分の健康に良いだけでなく、土壌や地球環境にも害がない(少ない)オーガニックの食材だけれど、日本の消費者にとっては、見てくれが悪いわりに高価で、あまり買う気がしないのが現状なのかなと思う。

だけどデンマークやドイツ、フランスではオーガニック食材を買う人がたくさんいる。これは何の違いだろう。

・デンマークを選んだ理由その3:日本人になじみがない

かくいう私も、デンマークについて調べてみるまで、ドイツの北にあるとか、レゴブロックの発祥の地だなんて、全然知らなかった。日本人になじみがないということは、現地在住の日本人が少ないと見込んで、あえて選んだ。

10年前大学の留学プログラムでニュージーランドに短期留学したが、予想外に日本人留学生や現地在住の人が多かった。結局日本人と多くの時間を過ごし、英語が上達しなかったという後悔がある故、日本人になじみのない国を選んだ。

デンマークを調べれば調べるほど、魅力がいっぱいの国。福祉国家でCPR (Central Persons Registration)ナンバーがあれば無料で医療が受けられる上、幼稚園から大学まで教育費が無料。留学生もCPRナンバーがあれば無料で医者にかかることができる(歯医者を除く)というから驚き。さらに環境意識の高い国民が多く、風力発電など再生可能エネルギー先進国でもある。

人間が暮らしやすいだけでなく、自然と共生していこうという努力している国。いろんな環境問題が起きている今の世界に、サスティナブルな生き方を実践することがとても重要だと感じる。現地で学び、実践していきたい。

Earth Conscious Life

地球にやさしいってことは 自分にもやさしいってこと。 To be kind the planet means, to be kind to yourself too.

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